テックウェア(Techwear)がカッコイイ!
ということで!今回は注目のテックウェアのお勧めブランド「ACRONYM(アクロニウム)」以外にも凄くカッコいいテックウェアブランドの服が沢山あるのでリストアップしてみました!まだ日本に入ってきていないテックウェアブランドは海外の通販サイトを利用するしかありませんがカッコいいものが沢山ありますので是非トライしてみてください!
テックウェア(Techwear)とは
テックウェア(Techwear)とは簡単に言うと、「Tech=技術」が詰め込まれた機能的な服の事で、見た目は近未来SFサイバーパンク的な感じで超カッコイイんです!
革新的なデザイン、機能性、ギア感が男心を鷲掴みにするテックウェア。ファッションのカテゴリーとしてはニッチでややマニアックな部類に入るテックウェアですが、ここ最近、世界的に人気が上昇しつつあり、かの有名なACRONYM(アクロニウム)以外にも様々なテックウェアブランドが登場してきています。若干コーディネートが難しそうに見えるテックウェアですが、普段のコーデにプラスするだけでオシャレになるので、その辺もポイントです。
今回は日本のテックウェア系ブランドを含め、世界のテックウェアブランドを一挙ご紹介いたします!ちなみに日本ではなかなか手に入らない海外のブランドもご紹介いたしますのでバイヤーも必見です!
テックウェアのブランドのお勧め27選はこちら!
- ACRONYM (アクロニウム)
- STONE ISLAND SHADOW PROJECT (ストーンアイランドシャドウプロジェクト)
- Tilak(ティラック)のPoutnik(ポートニック)
- Arc’teryx Veilance (アークテリクス ヴェイランス)
- NIKE ACG (ナイキ ACG)
- alk phenix (アルクフェニックス)
- TEATORA (テアトラ)
- BACH GARMENTS(バッハガーメンツ)
- SNOW PEAK(スノーピーク)
- DESCENTE ALLTERRAIN(デサントオルテライン)
- GOLDWIN(ゴールドウィン)
- Y-3(ワイスリー)
- 02DERIV(ツーディライヴ)
- TAION(タイオン)
- MXP(エムエックスピー)
- NEMEN (ネーメン)
- TEN-C (テンシー)
- Enfin Levé (アンフェンルーヴィ)
- Beyond Clothing (ビヨンドクロージング)
- Riot Division (ライオットディビジョン)
- KRAKATAU (クラカタウ)
- CODERED (コードレッド)
- Steelback (スティールバック)
- CLOUDBURST (クラウドバースト)
- GUERILLA GROUP(ゲリラグループ)
- enshadower(エンシャドワー)
番外編でユニクロも少しご紹介。
テックウェアの最高峰「ACRONYM アクロニウム」
テックウェアと言えば「ACRONYM アクロニウム」と言うぐらい超有名なテックウェアの代名詞的ブランド。
1995年にデザイナーを務めるエロルソン・ヒュー(Errolson Hugh)とパートナーのミケイラがドイツを拠点にスタート。
アウトドア・スポーツ系ブランドの機能的な素材とデザインに、ミリタリー系の服にあるようなギミックやギア感を掛け合わせ、日常でも着れる都会的でスタイリッシュな形に落とし込んだアクロニウムの服は業界に衝撃を与えました。
デザイナーのエロルソン・ヒューはBurton(バートン)やNike(ナイキ)、Arc’teryx(アークテリクス)、Stone Island(ストーンアイランド)、Tilak(ティラック)など名だたる有名ブランドのデザインに携わるほどの実力を持つカリスマ的存在で、GORE-TEX(ゴアテックス)社のアドバイザーも務める人物です。
↑こちらの方がエロルソン・ヒュー(Errolson Hugh)。
マトリックスに出てましたっけ?って言うぐらい存在感とカリスマ性を感じるルックスですね。(笑)
ちなみに自身のブランド、アクロニウムのモデルも務めています。今のテックウェアブームは彼が作ったと言っても過言ではないほど影響力のあるパイオニア的存在です。
上記でも紹介した、エロルソン・ヒュー(Errolson Hugh)が携わるブランドがこちら
ACRONYM (アクロニウム)
上記でもご紹介したACRONYM (アクロニウム)。歴史はここから始まったと言っても過言ではない、テックウェア界の金字塔です。
STONE ISLAND SHADOW PROJECT (ストーンアイランドシャドウプロジェクト)
STONE ISLAND(ストーンアイランド)はイタリアのダウンジャケットブランドとして日本でも人気が上昇しつつあります。そのストーンアイランドのシャドウプロジェクトとしてエロルソン・ヒュー率いるアクロニウムがプロデュース。アクロニウム好きなら見逃せない注目のブランドです。
Tilak(ティラック)のPoutnik(ポートニック)
チェコ共和国東部のシュンペルクに自社ファクトリーを構える高品質なアウトドアウェアを提供する事で名高いブランド「Tilak(ティラック)」。そんなTilakとAcronymの両社が2013年秋冬に立ち上げた新たなラインが「POUTNIK(ポートニック)」。Poutnik(ポートニック)とはチェコ語で「旅人・巡礼者」という意味。世界を旅する者達が快適に過ごせるためにつくられた高機能トラベルウェアブランド。AcronymのスタイリッシュさとTilakのアウトドアで培った技術が詰め込まれた服は一見の価値ありです!
Arc’teryx(アークテリクス)のVeilance (ヴェイランス)
カナダが誇る世界最高峰のアウトドアブランドとして名高い「ARC’TERYX(アークテリクス)」。そんなアークテリクスがエロルソン・ヒューとタッグを組み、新たにスタートさせた「VEILANCE(ヴェイランス)」。アウトドアブランドの最高峰とテックウェアの最高峰が生み出す服は「いいに決まっとるやんけ!」と言いたくなるぐらい究極かつ最高です。ちなみにアークテリクスには軍や法務執行機関向けのプロフェッショナルライン、「ARC’TERYX LEAF(アークテリクス・リーフ)」があり、こちらもギア感ゴリゴリでお勧めです。一般向けに販売されているものでは無いので日本では手に入りにくい商品が多く、希少価値が高いところがファンの間では人気となっております。
NIKE ACG (ナイキ ACG)
NIKEが1989年代に発表したアウトドアラインのNIKE ACG。当初はカラフルな色使いの、いかにもアウトドアな配色のラインナップが占めていましたが、我らがエロルソン・ヒューを2014年から迎えてデザインがガラッとアクロニウムのようなテックウェアな感じになりゴリゴリにカッコよく変身。しかし2018年秋冬シーズンを最後にエロルソンはナイキACGから抜けてしまいます。(涙) 2019年春夏からRebecca Aleman(レベッカ・エイルマン)にデザイナーが代わり、また当初のアウトドア感溢れるカラフルなラインナップに変わってしまいました。個人的にはテックウェア感ゴリゴリのままでいって欲しかったのですが、皆さんはどうですかね?
いや〜、これだけの凄いブランドに関わってるって、やっぱりエロルソン・ヒューは凄いですね。
彼のファンなら上記のブランドは全部、要チェックです!
※アクロニウムについて更に詳しく記事を書きましたので、もっと知りたい方はコチラ↓の記事もオススメです!
ACRONYM(アクロニウム)とは?テックウェアの最高峰を徹底解説【保存版】
高機能な服を生み出す我らが日本のブランド
テックウェアという打ち出し方をしていないブランドが多いですが、「高機能な服」と言う意味では自信を持ってお勧めできるブランドをリストアップしてみました。
alk phenix (アルクフェニックス)
日本のアウトドアブランドPhenix(フェニックス)が新たに提案する「歩くための機能服」をテーマに2015年よりスタートした「alk phenix(アルクフェニックス)」。統括ディレクターに元トローヴ(TROVE)で、現テアトラ(TEÄTORA)のデザイナー上出大輔を迎えスタートしましたが、2018年秋冬よりデザインチームから抜けて、現在はアルクフェニックスのデザインチームが運営しています。
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TEÄTORA (テアトラ)
ワークチェアで働くクリエーターにピッタリのアイテムを生み出すことをコンセプトに2013年に元トローヴ(TROVE)のデザイナー、上出大輔氏によって誕生。テックウェアブランドとして認知されている訳ではありませんが、機能的なデザインや高機能なファブリックなど、こだわりの詰め込まれたラインナップはアクロニウムなどが好きな人にもお勧めできるブランドです。
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BACH GARMENTS(バッハガーメンツ)
アイルランド発のバッグブランドBACH(バッハ)のアパレルライン、BACH GARMENTS(バッハガーメンツ)。日本のブランドでは無いのですが、実はこのバッハガーメンツは、あのジャーナルスタンダードが創立20周年を記念して、代理店のバーリオと協力して実現したアパレルラインなんです。発表当初はジャーナルスタンダードでしか購入できませんでしたが現在では他のセレクトショップでも購入可能に。高機能なファブリックやデザインはテックウェア好きにもお勧めです。
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SNOW PEAK(スノーピーク)
日本を代表するアウトドアブランドと言っても過言では無いSNOW PEAK(スノーピーク)。アウトドアブランドなのでテックウェアと言うには違和感があるかもしれませんが、ラインナップの中にはテックウェア好きにもハマるであろうスタイリッシュなデザインかつ高機能な服も多数あり、個人的にかなりお勧めです。
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DESCENTE ALLTERRAIN(デサントオルテライン)
水沢ダウンが有名なデサントの「デサントオルテライン」。スポーツウェアで培った機能的なウェアをよりスタイリッシュにブランディングした人気のライン。テックウェアとして打ち出してる訳ではありませんが、機能性や品質はまさにテックウェアそのもの。
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GOLDWIN(ゴールドウィン)
ザ・ノースフェイスやウールリッチ、ヘリーハンセンなどを取り扱う大手スポーツメーカーのゴールドウィン。自社ブランドのゴールドウィンは長い歴史で培った技術を元に高品質なアウトドアウェアやスポーツウェアなどを生み出しています。アウトドア・スポーツブランドなのでテックウェアと言うのは違うかもしれませんが、テックウェア好きにもお勧めのブランドです。
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Y-3(ワイスリー)
日本が誇るファッションデザイナー、ヨウジヤマモトとアディダスがコラボしたY-3。Y-3を語ればかなり長くなるので割愛しますが洋服はもちろん、スニーカーなども超お勧めのブランドです。「Y-3」のYは、Yohji Yamamotoの頭文字、3はアディダスの3本線を表している。機能性とファッション性を兼ね備えた「スポーツウェアとモードの融合」という試みの先駆け的存在で世界的に絶大な人気を誇る。未来的なデザインはきっとテックウェア好きにもハマるお勧めブランドです。
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02DERIV(ツーディライヴ)
人気のバッグブランドmaster-piece(マスターピース)のアパレルライン、02DERIV(ツーディライヴ)。テックウェアと言う打ち出しはしていないものの、機能的なデザインはテックウェア好きにもお勧めです。
TAION(タイオン)
今後注目が集まるであろうインナーダウンブランドTAION(タイオン)。なんとダウンの中に電熱ヒーターが仕込まれており、温度調節ができると言う近未来感が凄いダウンを開発。充電は携帯を充電するUSB充電器でも可能と言う優れもの。テックウェアに興味が無い人にもお勧めです。レディースのインナーダウンも豊富に取り揃えているのも嬉しいポイントですね。
TAION(タイオン)についてはこちらの記事で↓かなり詳しく紹介してますので、ぜひチェックしてみてください!
TAION(タイオン)の電熱で暖かくなるインナーダウンが凄すぎる
MXP(エムエックスピー)
宇宙開発から生まれた最先端の汗や体の臭いを消す消臭テクノロジーが搭載されたインナーウェアブランドMXP(エムエックスピー)。日本の宇宙開発から生まれた最先端のアイディアを詰め込んだ高機能なウェアが魅力です。
ユニクロ(番外編)
皆さんご存知のユニクロ。耐久撥水、防水、防風、透湿、ストレッチ性を持つブロックテックパーカなど、実はテックウェアと言ってもいいのでは無いかと言う商品がたくさんあります。ヒートテックなんかも代表的な高機能商品ですね。高機能なのにコストパフォーマンスに優れているユニクロはやっぱり流石ですね。
注目の海外のテックウェアブランド
NEMEN(ネーメン)
「NEMEN(ネーメン)」は、イタリアのテックウェアブランドです。Stone Island(ストーンアイランド)やC.P. Company(シーピー・カンパニー)で技術を磨いたLeonardo Fasolo(レオナルド・ファソロ)が、Fabio Cavina(ファビオ・カヴィーナ)と共に2012年に始動したNemen(ネーメン)。実用的なデザインで20世紀に活躍したイタリアのデザイナー、Massimo Osti(マッシモ・オスティ)の美学を引き継ぎ、最新鋭のテクノロジーを活かしたミリタリースタイルのアウターやボトムスなどを製造販売しています。すべてのアイテムは、徹底したリサーチに基づいたさまざまな加工を含め、イタリアにてハンドメイドで製作。中には完成までに何週間もかかるピースもあるとの事。ブランドを象徴する3Dポケットや、他のテックウェアブランドには無い個性的なカラーや、染色技法のアシッドダイの仕上げも注目。日本のバッグブランド、マスターピースとのコラボバッグも展開するなど、今注目の新進気鋭のテックウェアブランドです。
↑こちらがマスターピースとNEMEN(ネーメン)のコラボバッグ。画像はごく一部で、他にも沢山のラインナップが展開されています。
TEN-C (テンシー)
デザインを担当する元SABOTAGE、STONEISLAND(ストーンアイランド)のデザイナー経験を持つポール・ ハーベイとチーフデザイナーアレッサンドロ・プンジェッティがスタートしたミリタリージャケットをルーツに持つイタリアのアウターブランド。「The Emperror`s New Clothes」というコンセプトに、すべての製品に完成度の高さを感じることができます。そのこだわりは機能性やデザインを追及するというだけではなく、「本気で死ぬまで着れる服を作る」というテーマに基づいています。
Enfin Levé (アンフェンルーヴィ)
ドイツはベルリンに拠点を置くEnfin Levé (アンフェンルーヴィ)。モード系のデザインに機能性を持たせた注目のブランドです。日本ではまだどのショップも取り扱っていないかなりニッチなブランドです。
Beyond clothing(ビヨンドクロージング)
米国シアトルのアウトドアウェアメーカーで、軍や公的機関向けの製品も手掛けているブランド。現在アメリカの特殊部隊では公式の防寒服としてBEYOND製を採用しており、兵士からも絶大な支持を得ています。ミリタリーの防寒着にあるレイヤードシステムなど、ギミック好きにはたまらないブランドです。ミリタリーブランドなのでテックウェアではありませんが、ギア感のある服が好きな方ならチェックしておいて損はないでしょう。
ロシア&ウクライナ発のテックウェアブランド
日本ではほとんど知られていないマニアックでニッチなテックウェアブランドをご紹介。「ACRONYM アクロニウム」の影響を色濃く感じさせるテックウェアブランドがロシアを中心に多数存在します。デザインやクオリティもなかなかの物で、他の人とあまり被りたくないファッション感度の高い人にお勧めです。
Riot Division (ライオットディビジョン)
2010年ウクライナにて立ち上げられたテックウェアブランド、RIOT DIVITION(ライオットディビジョン)。「Riot=暴動」と言う意味ですが、外部に対してではなく自分の内面に対してRiotを起こすと言うコンセプトでプロダクトを展開。ミリタリーや特殊部隊を思わすデザインとギミックがてんこ盛りの服はテックウェア好きなら要チェックです。
KRAKATAU (クラカタウ)
ロシアのサンクトペテルブルクに拠点を置く新進気鋭のテックウェアブランドKrakatau(クラカタウ)。スタイリッシュなデザインと機能性は今後、日本でも人気になる予感バリバリです。ハリウッドランチマーケットなどで有名な聖林公司で以前、取り扱いがあったようですが現在の取り扱いは未定です。
COR (コア)
ロシアの老舗ストリートブランド「CODERED(コードレッド)」が2016年秋冬から新たにスタートしたテックウェアライン、COR(コア)。ストリート感のあるデザインとギミックが組み込まれた機能的な洋服は他には無い個性を放っています。ストリート系の洋服が好きな方はCODERED(コードレッド)もお勧め。ロシア語のプリントが入ったTシャツやバッグは日本で見かけることはほとんど無いので新鮮です。
Steelback (スティールバック)
元々グラフィティアーティストだったイリヤ・ジェイヤがSteelback(スティールバック)を2013年にロシアのサンクトペテルブルクにて立ち上げる。ストリート系ファッションの展開とテックウェアのラインも展開する新進気鋭のブランドです。
CLOUDBURST (クラウドバースト)
ロシアのモスクワに拠点を置くCLOUDBURST(クラウドバースト)。近未来感のあるデザインに機能性もプラスした、個性的なブランド。やや、やりすぎ感のあるデザインは個性派にオススメ!
中国発の注目のテックウェアブランド
中国のテックウェア?と思われた方も多いと思いますが、ここ最近インスタグラムを中心に人気が出てきて日本でも一部のコアなファンを獲得してきています。体型も日本人に近いのでサイズ選びの時にあまり困らなくて良いかもしれませんね。
GUERILLA GROUP(ゲリラグループ)
ここ日本でもコアなファンが多い中国発のテックウェアブランドGUERILLA GROUP(ゲリラグループ)。2013年設立のゲリラブループはミリタリーのデザインや機能性をベースに近未来感のあるデザインがカッコいいブランドです。
enshadower(エンシャドワー)
2012年、中国にて設立のenshadower(エンシャドワー)。元々はスポーツウェアブランドを作ることを目的に発足。スポーツウェアの機能性に、ストリートとモードをミックスしたような未来的なデザインが人気のブランドです。
まとめ
テックウェア系ブランドのほとんどは、ACRONYM(アクロニウム)のエロルソン・ヒュー(Errolson Hugh)に影響を受けたのか、モデルがみんなツルッパゲのスキンヘッドが多いのが面白いですね(笑) そんなところまで真似なくても…と思いますが、リスペクトしてますよって事なんでしょうね。
そんな事はさておき、各ブランドをもっと掘り下げてご紹介したいのですが、記事がかなり長くなってしまうので、今回はサラッとご紹介いたしました。個人的に大好きなジャンルなので、各ブランドの紹介はまたの機会に書きますね。
今回のブランドリストの中から、皆さんのお気に入りブランドが見つかると幸いです。