今回は以前ご紹介した未来感がハンパない、TAION EXTRA(タイオンエクストラ)のインナーダウンの洗濯方法をご紹介いたします!タイオンエクストラだけでなく他ブランドのインナーダウンも今回ご紹介する方法で洗濯して頂けますので、ぜひ参考にしてみてください。
TAION EXTRA(タイオンエクストラ)のインナーダウンは洗濯しても大丈夫?
インナーダウンブランドTAION(タイオン)のハイエンドライン、TAION EXTRA(タイオンエクストラ)のインナーダウンにはUSBコードが内蔵されており、モバイルバッテリーを繋ぐと電熱で暖かくなるという画期的なヒーティングシステムが搭載されています。
(詳しくは過去記事をご覧ください →過去記事はこちら)
しかしUSBコードやヒーティングシステムが内蔵されているので「洗濯しても大丈夫なの?」と心配されている方も多いかと思います。そこで今回はタイオンエクストラの洗濯方法に加え、通常ラインのTAIONのインナーダウンの洗濯方法もご紹介いたします!
TAION EXTRA(タイオンエクストラ)のインナーダウンの洗濯方法
まず、TAION EXTRA(タイオンエクストラ)を購入すると、商品と一緒に保証書や、小さな冊子が同封されています。そこに一応、インナーダウンの洗濯方法について書かれていますのでその洗濯方法を確認してみましょう。
・クリーニング店でのウェットクリーニングを推奨します。詳しくは洗濯ネームをご覧ください。
・ご自宅でも洗濯は可能ですが、過度な洗濯はお控えください。
・洗濯機をご使用の場合は手洗いモードでネットに入れて洗ってください。
・洗剤は中性洗剤をご使用ください。
・脱水機や乾燥機は使用しないでください。
・脱水は絞らずに、バスタオルなどでくるみ押し出すようにして水分を取り除いてください。
※絞ると断線して故障の原因になりますのでご注意ください。
・洗濯の際は充電バッテリーは必ず取り外してください。
・バッテリー収納袋のUSBプラグから水が入らないようにUSBプラグカバーを被せてください。
※ご使用の際はUSBプラグ内に水がついていないか確認して頂きご使用ください。
第一項目に「クリーニング店でのウェットクリーニングを推奨」とありますが、クリーニングに出すとお店によっても異なりますが、大手のクリーニング店に依頼した場合は1着2000円〜3000円にもなります。クリーニングに出すと安心とは言え、なかなかバカにならない金額ですよね。
この説明に沿って洗濯すれば間違い無いかと思いますが、念のため、株式会社TAIONに直接TAION EXTRA(タイオンエクストラ)のインナーダウンの洗濯方法について問い合わせをしてみました。
以下が問い合わせの返信内容になります。
弊社TAION EXTRAは自宅での洗濯を推奨しております。(手洗いにて)購入していただけましたらUSB部を見ていただきたいのですが黒いキャップが付いております。洗濯の際、そちらのキャップをUSB部に装着いただきまして、干す際にキャップを外しUSBを風通しの良いところに干していただけましたらと思います。このような手順で過度なもみ洗いをしなければ、製品上問題はございません。ただ、撥水性は洗うたびに損なわれてゆきますのでそちらのみご了承ください。
と、このような返信を頂きましたので、この内容をベースに自宅でのインナーダウンの洗濯方法を解説していきたいと思います。
まず、クリーニングに出さず”自宅で手洗い”することを推奨されていますが、
「インナーダウンの手洗いってどうやるの???」
と思われた方も多いかと思います。
ダウンジャケットを手洗いするのは、なかなか勇気のいる事かと思いますが、以下の手順で実践していただければ大丈夫です!
実践!TAION EXTRA(タイオンエクストラ)を洗濯
まずは以下の3点を準備してください
「スポンジ、石けん、おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)」
スポンジに関しては研磨剤の入っていないタイプを選んでください。ザラザラの面を使用すると生地を痛める事になるので、出来る限り柔らかい部分を使用してください。
ステップその1
問い合わせの返信メールには「洗濯の際、USBに黒いキャップを付けて」とだけ書かれていますが、念のためビニール袋で濡れないように保護した方が良いかと思います。コードはポケットの中に入っているので洗濯時は収納しておくと良いでしょう。
また、袖部分は取り外して、個別に洗うことができるように準備しておいてください。
通常のインナーダウンを洗濯される場合はこのステップは飛ばしてもらってOKです!
ステップその2
洗濯の前に汚れている部分をチェックしましょう。
手の触れることの多いポケットや、首回り、袖口、ファスナー、ボタンの周辺は汚れやすいのでしっかりと確認することをお勧めします。
ステップその3
スポンジを濡らし、スポンジの柔らかい部分に石鹸をこすり付けます。そしてジャケットの汚れた部分にまんべんなく石鹸を付けて、こすりながら汚れを落としていきましょう。この時、生地が傷まないようにご注意ください。頑固な汚れは石鹸を直接付け、水を含ませたスポンジでこすって汚れを落としていきます。
ステップその4
おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)小さじ半分程度を、1リットルのぬるま湯か水に溶かし、スポンジを使ってジャケット全体に塗り、撫でるように洗っていきます。この時あまり強くこすり過ぎないようにご注意ください。同じ要領でジャケットの内側も洗います。
ステップその5
スポンジで全体を洗い終わったら、シャワーを使って、ぬるま湯(または水)で泡がなくなるようにすすぎます。
ステップその6
すすぎ終わったダウンジャケットは脱水機にはかけず、バスタオルなどでくるみ押し出すようにして水分を取り除いてください。この時、ダウンを絞ったり強く圧力をかけすぎたりしないようにご注意ください。あまり強くやりすぎるとヒーティングシステムに問題が起きる可能性があります。
ステップその7
インナーダウンジャケットの形を整えて、ハンガーにかけて干します。この時、USBコードのビニールを取り、USBのキャップを取り外すのをお忘れなく。万が一、コードが濡れてしまったらティッシュなどで水分を取ることをお勧めします。
ステップその8
乾かす時に乾燥機に入れるとヒーティングシステムを痛める場合があるので乾燥機は使用しないでください。家によってはお風呂場にカワックがあるご家庭もあるかと思いますので、そちらは使用しても問題ないかと思います。インナーダウンが乾いたら、ダウンが偏ることがあるので、手で軽く叩いて羽毛の偏りをなくしてください。これで完了です!
まとめ
以上がTAION EXTRA(タイオンエクストラ)の洗濯方法になります。ヒーティングシステムの無い、通常のタイオンのインナーダウンやユニクロ、モンベルなどのインナーダウンも基本的には同じ要領で洗濯可能ですので、ぜひ試してみてください!ちなみにヒーティングシステムが付いていないインナーダウンは乾燥機にかけても大丈夫なものが多いので一度、洗濯表示を確認してみることをお勧めします!