カナダグース社の始まりは1957年。繊維産業で栄えるカナダ北東部の都市トロントに1件の小さなアウトドアガーメント専門工房として誕生しました。
どのメーカーもコストダウンを迫られる昨今、本来の生産地からアジアや諸外国に生産地を移す北米、ヨーロッパのアウトドアブランドが多くなっています。そんな中でもカナダグースは、厳密なプロダクトコントロールと、常に革新を続ける確かな技術力で「メイドインカナダ」にこだわり生産しています。
創業当初から60年近く、カナダグースの製品は、カナダ北部やシベ リア、アラスカといった極寒地で生活する人々や、南極探検隊、エヴェレスト登山隊などのプロフェッショナル達にもその製品を提供し続けています。そして 彼らのフィールドでの実体験から基づくデータを製品にフィードバックしてきました。
機能性に優れた本物のギアを作り続けるカナダグースは、絶大なる信頼と支持を得、カナダを代表するダウンブランドとしての不動の地位を確立しました。その圧倒的な防寒力の高さと、機能美が世界的に人気のブランドです。
極寒の地でこそ本領を発揮する本物のギア
耐久性に優れる傑作生地、アークティック・テック
撥水性や耐久性に抜群に優れるカナダグース伝統の骨太生地
アークティック・テックはカナダグースの定番モデルが伝統的に使い続けている傑作生地。これは1980年代に繊維メーカーと共同開発したもので、ポリエステルコットンにテフロン加工を施すことで、撥水性と耐久性を実現。
そのガッシリとしたハリ感と無骨な風合いに魅了される人も多く、クラシックな秋冬ウェアの素材感とも非常に馴染みがいいのがポイント。極上ダックダウンと並ぶ、カナダグースを象徴する素材です。30年以上、これを超えるタフ生地は他にはありません。
アルバータ州産ダウン
スペシャルレシピのダウンが最高の保温性と復元性を叶える
使用するのは、カナダ、アルバータ州産の極上ダックダウン。ダウンボールと呼ばれる胸部分の柔らかい綿毛を主体に、スモールフェザーを混ぜ合わせてダウンジャケットに使用しています。
配合レシピは、最高の保温性と復元性を求めて長年かけて導き出したもの。これを自社工場内にある特製ダウンフィリングマシンで、仕立てる前に一つずつダウンパックに山盛り詰め込む。こうすることでダウンの偏りや飛び出しを防ぎます。
天然コヨーテファー
ネイティブカナディアンが狩りで仕留めた野生コヨーテの毛のみを使う
着用時に絶好のアクセントとなるフードのファーには、ウサギやキツネではなく、一貫してボリューム感たっぷりのコヨーテの毛を使用。
他のファーと違い、氷点下でもコヨーテの毛は氷結しにくく、雪が降り積もっても簡単にふるい落とせるのが特徴。なお、使用するのは害獣駆除されたコヨーテの毛だけ。そこにはネイティブカナディアンの狩猟文化を守るという意味も込められています。